園長あいさつ
学校法人諏訪学園 認定こども園 諏訪幼稚園・諏訪の杜保育園は、昭和29年4月に諏訪幼稚園として開園し、今年で創立69年目を迎えました。幼児部と乳児部合わせて290名近いお子様をお預かりしている、歴史と伝統のある園です。 幼児部での活動は、朝はお友達と自主活動を行います。園庭では、固定遊具や築山で好きな遊びに取り組みます。昨年新設した固定遊具は、園児が名付けた「レインボー・リボン・キャッスル」として、園児の遊びが広がっております。その後の課題活動では、クラスごとの活動を行い、様々な遊び課題や園児の健やかな発達を支える課題に取り組みます。製作活動や学年一緒の活動なども企画し、豊かな体験活動を通した人間力の育成を図っております。
バスでの送迎も可能で、園児に人気のいぬバス2台とねこバス1台、さらにあかバス1台を使って、実施しています。街中を、諏訪のバスが走っている様子をご覧になり、本園を知った方も多いのではないでしょうか。
乳児部では、生後6か月から2歳児までの子どもたちが在籍しております。健康で明るく思いやりある子をめざし、保護者の子育てを支え、乳児の育ちに丁寧にかかわっていきます。日々の育ちや発達を保護者とともに喜びながら、温かい保育を行っております。
一人ひとりのお子様を大切にすることはもちろん、社会性を育みはじめる大切な時期でもあります。優しい言葉をかけたり、挨拶や反応をゆっくり待ったり、お子様や保育者も笑顔になれるような保育に努めてまいります。また、本園の給食は、園内炊飯を行っており、おいしく栄養を考えた食事が提供されていることも特徴と言えます。
私の尊敬する恩師澤井昭男先生は、かなり前より教育は「人間教育」であり、「準備教育」ではいけないと述べられています。端的に言えば、「見えないゴールを目指すことをせず、目の前の子供の成長を目指す」こととなります。本園もそうありたいと考えて、保育と教育を行っていく方針ですので、宜しくお願いいします。
諏訪の子ども達は、子犬のように元気よく(いぬバス)、子猫のようにしなやかに(ねこバス)、赤ラインのようにまっすぐに(あかバス)、諏訪の杜の中で、健やかに育っておりますことを、最後にお伝えいたします。
諏訪幼稚園・諏訪の杜保育園 園長 三好義宏